イタリアに行ってきました。旅行記更新中。
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    20世紀美術 冒険と創造の時代


    昨日は、ほぼオール明けで2hしか眠っていないというコンディションの中、会社の中国語講座へ。

    中国語講座のあとは、せっかく新潟に来たので前から行きたいと思っていた新潟市美術館へ行くことにしました。
    今やっているのは「20世紀美術 冒険と創造の時代」展。

    20世紀初頭から、ピカソなどのキュビスム、そしてダダ、シュルレアリスムなどの抽象芸術を通り抜け、さらにはネオ・ダダやポップアート、ミニマリズムまでという、なかなか見応えのある内容でした。



    20世紀以降ということでいわゆる抽象絵画が目立ったのですが、こうして時代を辿ることでなんとなくその意味が理解しやすくなったかもしれない。



    印象に残った言葉をいくつか。

    クレー「芸術は目に見えるものを再現することではなく、見えないものを見えるようにすることである」

    カンディンスキー「音楽とは聴く者の精神を音によって導き、時間の広がりの中でその想像力を解放するものである」



    それまでの、「目に見えるもの」を描くという芸術の在り方が大きく覆された時代。それが20世紀という時代だったのではないかと思う。
    キュビスム、ダダ、シュルレアリスムなど、やり方はそれぞれだけれども、「こう在らなければならない」というそれまでの常識や固定観念を取り払い、芸術の意味や在り方そのものを問う試み。
    もはや、その行為そのものが芸術なのではないだろうか、と。そんな風に感じた。



    今回は、作品目録の空いたスペースにひたすらメモを取りながら周ってみた。
    思考がクリアになっていい。



    芸術の秋ですね。もっといろいろなものに触れたい。

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      パウル・クレー おわらないアトリエ

      週末東京旅行2日目。

      この日は午前中、東京国立近代美術館にパウル・クレー展を見に行ってきました。
      10時の開館と同時くらいに入ったのだけど、だいぶ混んでいたなあ。

      今回は、パウル・クレーの作品を、制作のプロセスごとによって展示するというもの。

      クレーの作品を生できちんと見たのは初めてだったけど、こういった展示方法だったのでわかりやすかったように思う。
      そして、プロセスごとに作品を見ることでクレーの目指したものに考えを巡らせることができた。

      感じたことをメモ。



      ・プロセス1:油彩転写

      油彩転写によって、素描を色として写すようなイメージ。
      転写された描線が、素描と色彩のちょうど中間のような役割をになっていた。
      クレーは素描と色彩の融合を試みたのではないかなーと。

       
      ・プロセス2:切って、回して、貼る

      一枚の絵を切って、回転させて、貼る。
      ここまでが作品であり、切ることは制作の一部。
      切ることが、破壊ではなく創造であるような。
      一枚の絵の完成→切り離す→貼り付けることで、時間の経過までも表わしているような印象を受けた。


      ・プロセス3:切って、分けて、貼る

      このプロセスでは、一枚の絵を切って、別々の作品としたものが展示されている。
      ひとつの物語としての作品を切り分け、分けられた作品それぞれに独自の物語を与える。


      ・プロセス4:うら、おもて

      裏表にそれぞれ描かれたものや、裏の図像が表に透けて表れるものなど。
      二次元的な絵画を三次元化する試み。
      裏表それぞれの作品が合わさることにより、また新たな作品として広がりを持つ。



      こんな風に、様々なことを考えた。

      素描と色彩という二項対立の融合の試み。
      三次元的・四次元的なものとしての絵画。
      作品を作るプロセスごとに分けた展示によって、パウル・クレーの目指したものが見えてくるような展覧会でした。

      個人的には、素描にとらわれない色彩が、クレーらしくて大好きです。



      いつもの通り気に入った作品のポストカードと、あとは前から欲しかったクレーのiPhoneケースを購入。

      この作品も素敵でした。
      タイトルは「花ひらいて」。



      次は、大英博物館展と、ワシントン・ナショナルギャラリー展かな。
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        マリー・ローランサン 美神の肖像展

        社会人になって早2ヶ月。
        毎日毎日があっという間です。

        そんな中、土曜日は新津美術館に行ってきました。
        パリの女流画家。
        オランジュリー美術館には、彼女が描いたココ・シャネルの肖像画が展示されています。

        オランジュリーで見かけて気になっていた画家が、まさか新潟に来てくれるなんて!
        ということで、ふらっと行ってきたのでした。




        彼女の作品は、女性の肖像画がメイン。一言でいえば、まさに幻想的。
        灰色がかった肌の色や背景に、女性の物憂げな表情。
        そのアンニュイな雰囲気が、服や植物などの淡く明るい色彩と調和して、幻想的な空気を作っています。

        彼女と親交のあった堀口大学も、彼女の作品を「憂鬱であると同時にまた華麗なのだ」と言っていたそう。

        幻想の世界を夢見た少女時代を送ってきたマリー・ローランサン。
        彼女の描く肖像画の中の女性たちは、まさにそんなマリーの少女時代のように、可憐で幻想的なのです。




        そんな独特な世界観にどっぷりと浸かって、充実した時間を過ごすことができました。
        お土産にかわいいキーホルダーとポストカードを買って、美術館を後にしました。



        秋には新潟で楽しみな展覧会がふたつもある!
        なんてったってシャガールが来るんだもの。
        わくわくー。
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          ボストン美術館展


          今日は、チューターとしてお世話している留学生の子と少しお話した後、一人でふらっと六本木まで。
          今週末までのボストン美術館展を見に、森アーツセンターギャラリーに行ってきた。

          六本木って、何度行ってもがくぶるします。
          駅に降り立った瞬間から感じる、何とも言えない大人な雰囲気に、ね。



          で、肝心の展覧会の方はというと。

          ぐるっと回るだけで、西洋絵画の有名どころは抑えられそうなラインナップ。
          モネ、マネ、ゴッホ、コロー、クールベ、ピカソ、マティス、レンブラントなど、これでもかっていうくらい!
          ものすごく有名な作品、というわけではないけれど、それでも豪華な画家が集まると圧巻です。

          そして、「肖像画」「宗教画」というようなジャンルに分けての展示だったので、時代や画風の違いを見比べられておもしろかったかも。

          個人的には、モネの作品を集めたコーナーが好き。
          光とその変化を描くのが本当にうまいなーと、いつもそう思う。
          光の変化によって見るたびに姿・形を変えていく世界。その一瞬を描きとめたような作品たち。
          すぐ移ろってしまいそうな儚さと、だからこその美しさが好きです。

          ポストカードもモネの作品のやつを3枚買って、ごきげん。



          ノーマン・ロックウェル展、オルセー展、シャガール展、ストラスブール美術館展などなど、他にも行きたい展覧会がたくさん。

          6月はバイトも多めに入れたので、卒論とバイトの合間を縫って行ってこようと思います。

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            生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展


            今日は、午後からアルフォンス・ミュシャ展に行ってきた。
            場所は、三鷹市美術ギャラリー。

            美術館というよりギャラリーなので、多少狭い感じはあったけれど。

            ミュシャだけを集めた展覧会は初めてだったので、どこを見てもミュシャのあの華麗な絵がある、なんてのは、もう、ね。
            ひとりでにやにやしてしまうほど、幸せでした。笑 



            で、見て回った感想。

            まず、やはりミュシャの作品の美しさは、その装飾性にあると思う。
            背景の円形の装飾モチーフ、とか、人物を取り囲む装飾的な枠の感じとかはもちろんだけど。
            でも、それだけじゃない。
            女性の髪、衣装の襞、花、蔦。画面に現れるすべてのものが装飾として機能している気がする。
            特に印象的だったのは、髪。まっすぐに垂れる髪や、ゆるやかになびく髪、画面いっぱいに広がる髪。
            女性性を表わすといってもいい「髪」、それがここまで装飾性を高められて描かれている。
            だから、ミュシャの描く女性はこんなにも美しいのかなと思う。

            気づいたらぼーっとなってしまうほど、美しい。
            彼は四季や花などの擬人画や寓意画をたくさん描いていて、それぞれのもつイメージを女性像に置き換えて装飾的に表している。
            彼が象徴したものはたくさんあるが、つきつめると、彼の作品は《美》そのものを象徴しているような気さえしたほど。
            それほど、優美で、繊細で、威厳に満ちた、美しい作品たちだった。



            普段は一度に多く目にすることのなかったミュシャを、心ゆくまで楽しめた。

            グッズも充実していて大満足。
            ちなみに、クリアファイル・ブックカバー・ブックマーク・ポストカードを購入。

             

            家からも近いし、学生は500円ととてもお安いので、期間中にまたぜひ訪れたいと思う。



            ミュシャの手がけたステンドグラスがあるという、プラハ聖ヴィート大聖堂。
            いつか行ってみたい。いや、絶対行く。

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